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行刑施設における夜間勤務の問題点   [公務員]

夜勤者の意識改革こそが緊急の課題

 

以下、「矯正行政の理論と展開」 (小野義秀・著) より

 

保安実務各論 (二)                   行刑施設における夜間勤務について

 

(244~262ページ)

如何に夜勤が辛く厳しいものであろうとも、その勤務の意義を自覚し、また人から高く評価されるものであれば、夜勤者は勤務の困難に耐えてこれを立派に遂行する。

しかし、従来、夜勤は、その勤務の内容の故に管理者によって軽視されつづけていた。つまり、その仕事への適正適格は特段の判断力や知識や技術を必要としない、ただ人並みの健康と五感が備わっておればよいといった、もっぱら配置上の「員数」のみが問題となる低度な勤務とみられてきたのである。

 

これは、もともと行刑の重要なほとんどの作用が昼間処遇をつうじて展開されるものであるところから、昼間を重視するの余り、本来夜間に属する処遇部分をさえ夜間勤務からとり去り、さなきだに魅力のない夜勤の内容を一層低い単純なものとしてきたことによる。

 

処遇の内容がそのようなものとされた場合、そこから生まれる夜勤者の意識は、正に牢番」もしくは「夜番のそれしかなく、そのような意識によって行われる勤務の実態は、更に又、管理者の夜勤に対する評価を低めといった悪循環を生む。

 

夜勤者に対する評価―自己も同僚をも含めて、その評価が、こうして夜勤者への抜きがたい劣等感をうえつけ、士気を衰退させ、夜勤職員の不祥事故へと繋がったものであることを想起しなければならない。夜間勤務における最後の問題は、正にかかる夜勤者意識の変革であるとしなければならない。

 

(以上、抜粋・一部ハイライト表示)

 

 

 

 

 

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