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検証 「いますぐ本を書こう!」 5   [ブログ]

編集者と著者の関係

本はふつう著者だけではできあがらない。

 著者は編集者があって、一冊の本をつくりあげることができる。

 実際には、編集者は、デザイナー、印刷会社、営業担当者と打ち合わせをし、営業担当者は流通業者(取次)、書店と話し合いつつ、本を広めてくれる。

 著者はこのように、ほとんど担当編集者とのみ、接触する。

 なかには凄い人もいて、自分で書いて自分で編集して、自分で営業までしてしまう人もいる。

 故山本七平氏(山本書店店主)は、元々はこれに近い人だったのだろう。

 しかし、自分で書いた文章は、どうしても独りよがりになりやすい。他人の目によるチェックが求められるのはこのためである。

 さらにデザインや売り方などは、それぞれのプロに任せないとうまくいかない。
 立花隆氏は次のように述べる。

    自分で自分の文章を読むときは、どうしてもわかりにくい部分に頭の中で解説、解釈を補って読んでしまうからである。自分の文章を100%客観的に読むということは至難の業である。だから、我々のような職業的物書きの場合でも、編集者と校正者が読んで、おかしなところをチェックするのである。

                   (『知のソフトウェア』講談社現代新書)

「いますぐ本を書こう!」 (ハイブロー武蔵・著   230233ページ) より
 
この項目は、「いますぐ本を書こう!」では「編集者と著者」となっていた。しかし、その改訂版の「新・いますぐ本を書こう!」では「編集者と著者の関係」に変更されていた。「編集者と著者」よりも「編集者と著者の関係」の方が具体的でわかりやすい。 
   
ハイブロー武蔵氏は、立花隆氏の本を引用して編集者の役割りを説明している。書いた本人は事情がわかっている。言葉足らずなところがあっても理解できる。しかし、読み手は言葉足らずなところがあればそこで「おやっ?」となってしまう。結論だけを言っても、なぜそうなのかという説明が欠落していれば読み手が理解できないのは当然である。
   
「おやっ?」という疑問を抱かない読み手もいるかもしれない。しかし、それはその読み手が勝手に解釈しているからだ。その解釈が著者の意図する通りであればいいが、そうでない場合もあり得る。いずれにしても、著者は読み手に余計な負担を掛けないように執筆には細心の注意を払うべきであることに変わりはない。
 
「編集者はデスマッチができる気力がないとダメ」だと見城 徹氏は言う。村松友氏が直木賞を受賞した「時代屋の女房」の原稿を見城氏は、原稿用紙が真っ赤になるぐらい手直しした。しかし、著者に対して意見できる編集者がどの程度いるものか。著者の言いなりになっている編集者もいるのではないか。
 

見城 徹の編集者としての執念
http://mondai-kaimei2011.blog.so-net.ne.jp/2013-10-05
 

 

 
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